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作法、礼法、その他ご案内

当道場では礼を重んじ、互いを尊重しあい、いくつになっても人は成長していくとの思いで活動しております。

免状の受け方

審査に合格すると、本部道場から免状が届きます。五級から一級、初段、弐段、参段、四段までです。
免状は道場長である遠藤先生から受け取りますが、生徒、指導者のスケジュールによっては、清水師範、有賀師範からいただく場合もあります。

 

道場で受け取る場合の作法は、以下のとおり。

先生は、道場中央で、床の間を背にして生徒に向かって座っています。

名前を呼ばれたら「はい」と大きく返事をし、先生の前へ行きます。歩きでも、膝行でもいいですが、距離が長い場合は歩きで。

先生の正面へ行き、1メートルほど空けて正座し、先生に向かって座礼します。

顔を上げると、先生が免状を読み上げます。
読み終わって先生が免状の向きを生徒側に回し、両手で差し出します。

生徒は膝行で50cmまで近づき、両手で受け取ります。受け取る時、頭を下げ、免状を少し上げるようにします。

受け取ったら、膝行で元の位置に戻り、自分の左に免状を置きます。

改めて先生に座礼します。

(ここでみんなから拍手されます)

 

左に置いた免状を持ち、座っていた列に戻ります。

 

座礼の作法

道場に入った時、出る時、稽古の始まりと終わり、稽古相手と手合わせの前、後と、何度も座礼をします。

作法は、下記のように指導しています。

 

正座して、左手、右手の順に畳に付けます。

指は開かずに、人差し指の先を合わせ、三角にします。

腰を折り、頭を下げていきますが、背中が丸まらないように注意します。

下げたらしっかり止めてから、ゆっくり上げます。

礼は慌ててしたり、不完全で戻ったりすることなく、しっかりと気持ちを込めるよう、道場長から指導されています。

 

遅れて参加する時の作法

社会人の会員が多いので、開始に間に合わないことはよくあります。その時のための作法があり、それができれば失礼にはあたりません。

遅れての参加のときは、以下のようにしてください。

 

1.道場入り口が開いていたら、立礼して2.へ

閉まっていたら、戸の前で右向きに正座し、聞き耳を立てて、指導者の言葉の切れ目ですわったまま両手で引き戸を開きます。入ったら両手で戸を閉めます。

2.畳に入り、正座して正面に礼をします。
3.指導者のそばまで板の間を歩き、正座して待ちます。

4.指導者と目があったら、座礼をし、「遅れてすみません、参加させていただいてよろしいでしょうか」と声をかけ、許可をいただきます。

5.稽古中のペアに3人での稽古を申し入れるため、そばに行って正座して待ちます。切れ間で「お願いします」と座礼すれば、入れてもらえます。

 

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